生理痛、月経不順はストレスや女性ホルモンのバランスが崩れ様々な症状として現れてきます。

また、生理痛を緩和しようとして薬を飲用し、月経不順を誘発する事もあります。

鍼灸を行ったことがない方は多くいらっしゃいます。

当院でも半数の方が初めて鍼灸を行います。当然、初めてですので、　痛い？　こわい？　と私も質問攻めになりますが、99％の方がイメージしているのと全然違ったと仰っております。

生理痛とは、子宮内の変化が起きている状態です。子宮内の炎症を起こす物質(プロスタグランジン)が分泌されたり、血流が増加したり、子宮内膜の厚さが増したりと、人それぞれの状態が起こっております。

また、自律神経も月経に多くの関りがあります。人の痛みを操作しているのは自律神経なのです。なので生理痛の時に、頭痛や腰痛などの他の症状も出るのです。

東洋医学では、生理痛の状態を血液が滞っている状態、血滞（けったい）､瘀血（おけつ）と呼ばれます。

その滞っている血や気を鍼灸によって流れを良くしてあげることにより症状を改善していきます。

その他にも、冷えは万病のもとです。しっかりと体を温めていきましょう！